『スティール・ボール・ラン(SBR/ジョジョ第7部)』には、ジョニィの「タスク」をはじめ、個性的なスタンドが多数登場します。
「SBRにはどんなスタンドが登場する?」
「本体と能力を一覧で見たい」
「タスクACT4やD4Cは何が強い?」
「ディエゴのスタンドはスケアリー・モンスターズ?THE WORLD?」
など、登場数が多いため混乱してしまう人もいるでしょう。
SBRの特徴は、単純なパワー勝負ではなく、回転・時間・雨・肉体・音・平行世界・罪悪感などを利用した特殊能力が非常に多いことです。
この記事では、『スティール・ボール・ラン』に登場する主要スタンドについて、本体と能力を一覧でわかりやすく解説します。
※ここから『スティール・ボール・ラン』のネタバレを含みます。
- スティール・ボール・ランのスタンド一覧
- タスク|ジョニィ・ジョースター
- ボール・ブレイカー|ジャイロ・ツェペリ
- スケアリー・モンスターズ|フェルディナンド博士/ディエゴ
- クリーム・スターター|ホット・パンツ
- マンダム|リンゴォ・ロードアゲイン
- キャッチ・ザ・レインボー|ブラックモア
- イン・ア・サイレント・ウェイ|サンドマン
- オー!ロンサム・ミー|マウンテン・ティム
- ヘイ・ヤー!|ポコロコ
- トゥーム・オブ・ザ・ブーム|ブンブーン一家
- ボクのリズムを聴いてくれ|オエコモバ
- ワイアード|ポーク・パイ・ハット小僧
- TATOO YOU!|11人の男たち
- チューブラー・ベルズ|マイク・O
- 20th Century BOY|マジェント・マジェント
- シビル・ウォー|アクセル・RO
- チョコレート・ディスコ|ディ・ス・コ
- D4C|ファニー・ヴァレンタイン
- D4Cラブトレイン|ファニー・ヴァレンタイン
- チケット・ゥ・ライド|ルーシー・スティール
- THE WORLD|別世界ディエゴ
- SBRで最強のスタンドはどれ?
- SBRのスタンドは「条件」が面白い
- まとめ|SBRには個性的なスタンドが多数登場する
スティール・ボール・ランのスタンド一覧
まずは主要スタンドと本体、能力を一覧で確認してみましょう。
| スタンド | 本体 | 主な能力 |
|---|---|---|
| タスク | ジョニィ・ジョースター | 爪と「回転」を利用して攻撃 |
| ボール・ブレイカー | ジャイロ・ツェペリ | 黄金の回転をスタンドとして発現 |
| ヘイ・ヤー! | ポコロコ | 本体を励まし助言する |
| オー!ロンサム・ミー | マウンテン・ティム | ロープを通して肉体を移動 |
| トゥーム・オブ・ザ・ブーム | ブンブーン一家 | 磁力を利用する |
| ボクのリズムを聴いてくれ | オエコモバ | 触れた場所に爆弾を作る |
| ワイアード | ポーク・パイ・ハット小僧 | 釣り針状のフックで攻撃 |
| スケアリー・モンスターズ | フェルディナンド博士/ディエゴ | 生物を恐竜化 |
| クリーム・スターター | ホット・パンツ | 肉体をクリーム状に加工 |
| マンダム | リンゴォ | 時間を6秒巻き戻す |
| キャッチ・ザ・レインボー | ブラックモア | 雨粒を固定・利用 |
| イン・ア・サイレント・ウェイ | サンドマン | 音を実体化して攻撃 |
| シュガー・マウンテンの泉 | 大木 | 等価交換のような試練を与える |
| TATOO YOU! | 11人の男たち | 仲間同士の身体を移動 |
| チューブラー・ベルズ | マイク・O | 金属を風船状の動物にする |
| 20th Century BOY | マジェント・マジェント | 攻撃やダメージを受け流す |
| シビル・ウォー | アクセル・RO | 捨てたもの・罪悪感を具現化 |
| チョコレート・ディスコ | ディ・ス・コ | 座標を指定して攻撃 |
| D4C | ファニー・ヴァレンタイン | 平行世界を移動 |
| D4Cラブトレイン | ヴァレンタイン+聖なる遺体 | 不幸を別の場所へ逸らす |
| チケット・ゥ・ライド | ルーシー・スティール | 涙の刃と幸運に関係する現象 |
| THE WORLD | 別世界ディエゴ | 時間を停止する |
SBRでは、このように戦闘力だけでは測れない特殊なスタンドが多数登場します。
タスク|ジョニィ・ジョースター
主人公ジョニィのスタンドがタスクです。
最大の特徴は、
ACT1→ACT2→ACT3→ACT4
と段階的に進化すること。
ACT1では回転させた爪を弾丸のように発射。
ACT2では黄金長方形の回転を利用し、爪弾が作った「穴」で標的を追跡します。
ACT3ではジョニィ自身が回転する穴へ入り、身体を移動させることが可能。
そしてACT4では、馬の力による「黄金の回転」から無限の回転を発生させます。
無限の回転は次元を超えて作用し、D4Cラブトレインさえ突破しました。
▶ タスクACT1~ACT4の能力を徹底解説
ボール・ブレイカー|ジャイロ・ツェペリ
ジャイロが「黄金の回転」を極限まで利用したことで現れるのがボール・ブレイカーです。
ジャイロは基本的にスタンドではなく、ツェペリ家から受け継いだ鉄球と回転技術を使って戦います。
しかし馬の力を利用した黄金の回転が「壁」を越えたとき、そのエネルギーがスタンド像として現れました。
相手へ強烈な回転を与え、肉体へ特殊な影響を及ぼすことができます。
タスクACT4にもつながる「黄金の回転」を理解するうえで重要な存在です。
スケアリー・モンスターズ|フェルディナンド博士/ディエゴ
スケアリー・モンスターズは生物を恐竜化するスタンドです。
もともとの能力者はフェルディナンド博士。
その後ディエゴ・ブランドーも、自身の能力として使用するようになります。
ディエゴは恐竜化することで、
身体能力の強化
優れた嗅覚
高速移動
他の生物の恐竜化
などが可能になります。
攻撃・追跡・索敵をこなせる非常に汎用性の高い能力です。
▶ スケアリー・モンスターズとは?ディエゴの能力を解説
クリーム・スターター|ホット・パンツ
ホット・パンツのスタンドがクリーム・スターターです。
肉体をクリーム状にしてスプレーのように扱うことができます。
一見すると地味ですが、
治療
肉体の補修
変装
潜入
攻撃
など応用範囲が非常に広いスタンドです。
ホット・パンツの冷静な判断力と組み合わさることで、戦闘だけでなく潜入任務でも活躍しました。
▶ ホット・パンツとは?スタンド能力・目的・最後を解説
マンダム|リンゴォ・ロードアゲイン
リンゴォのスタンド「マンダム」の能力は、時間を6秒巻き戻すこと。
腕時計の竜頭を操作することで発動します。
ただし時間が戻る前の記憶は、リンゴォだけでなく周囲の人物にも残ります。
そのため、
「リンゴォだけが未来を知って一方的に攻撃する」
という能力ではありません。
相手も6秒戻されたことを理解したうえで戦えるところがポイント。
リンゴォの「公正な決闘」という思想とも非常に相性のよいスタンドです。
▶ リンゴォ・ロードアゲインとは?能力・名勝負を解説
キャッチ・ザ・レインボー|ブラックモア
ブラックモアのスタンドがキャッチ・ザ・レインボー。
雨が降っている状況で真価を発揮する環境依存型の能力です。
雨粒を空中へ固定し、その上を移動したり、固定された雨粒を攻撃へ利用したりできます。
非常に強力ですが、最大の弱点は雨が必要なこと。
天候によって強さが大きく変化する、SBRらしい条件付きスタンドです。
イン・ア・サイレント・ウェイ|サンドマン
サンドマンのスタンドがイン・ア・サイレント・ウェイです。
「音」を利用した非常に特殊な能力を持っています。
音を文字のような形として設置し、その音が持つ性質を対象へ実体化させます。
単純な殴り合いではなく、
音そのものを攻撃へ変える
というジョジョらしいスタンドです。
オー!ロンサム・ミー|マウンテン・ティム
マウンテン・ティムのスタンド。
ロープを利用し、自分の身体を分割するようにしてロープ上を移動させることができます。
身体の一部を離れた場所へ移動させられるため、敵の攻撃を避けたり、通常では届かない場所へ攻撃したりできます。
カウボーイであるマウンテン・ティムらしい能力です。
ヘイ・ヤー!|ポコロコ
ポコロコの背中に現れる小型スタンド。
他のスタンドとはかなり性質が違い、敵を直接攻撃する能力ではありません。
基本的にはポコロコを励ましたり助言したりするスタンドです。
ポコロコ自身の驚異的な幸運と組み合わさるため強力に見えますが、「ヘイ・ヤー!そのものが幸運を発生させている」と単純に断定するのは避けた方がよいでしょう。
トゥーム・オブ・ザ・ブーム|ブンブーン一家
ベンジャミン、アンドレ、L.A.のブンブーン一家が使用するスタンド。
能力の中心となるのは磁力です。
相手の身体を磁化し、金属を引き寄せるなどして攻撃します。
SBR序盤でジョニィたちが遭遇するスタンド能力の一つであり、第7部のスタンドバトルが本格化していくきっかけにもなります。
ボクのリズムを聴いてくれ|オエコモバ
オエコモバのスタンド。
触れた物体などへ、ピンのような爆弾を作り出します。
爆発を利用するシンプルな攻撃型に見えますが、周囲の環境へ爆弾を仕込めるため非常に危険です。
鉄球を使うジャイロとの戦いでは、能力を見抜くまでが重要になります。
ワイアード|ポーク・パイ・ハット小僧
ポーク・パイ・ハット小僧が使うスタンド。
口からワイヤーにつながった釣り針のようなものを伸ばし、離れた相手を攻撃・捕獲します。
特殊な空間を利用した奇襲もあり、ジョニィとジャイロを苦しめました。
TATOO YOU!|11人の男たち
11人の男たちが共有する特殊なスタンド。
背中に描かれたタトゥーのような場所を通じて、仲間同士の身体を移動させることができます。
一人を攻撃しているつもりでも、別の仲間へ逃げられてしまうため、集団戦では非常に厄介。
「11人で一つのスタンドを共有する」という珍しいタイプです。
チューブラー・ベルズ|マイク・O
マイク・Oのスタンド「チューブラー・ベルズ」は、金属へ息を吹き込み、風船のような動物へ変える能力です。
作り出した金属動物を追跡や攻撃に利用できます。
ルーシー・スティールを追い詰めた能力でもあり、暗殺や追跡との相性が非常に高いスタンドです。
20th Century BOY|マジェント・マジェント
防御に特化したスタンド。
能力発動中は、マジェント・マジェントへ向かう攻撃やダメージを周囲へ逃がすことで、本体を守ります。
防御力は非常に高い一方、能力使用中は自由に動けないという大きな弱点があります。
「攻撃を受けないが、自分も動けない」
という極端な性能が特徴です。
シビル・ウォー|アクセル・RO
アクセル・ROのスタンドがシビル・ウォー。
相手が過去に「捨ててきたもの」を具現化し、罪悪感とともに襲わせる恐ろしい能力です。
物だけでなく、過去に見捨てた人物などまで関係してきます。
単純な肉体攻撃ではなく、
相手自身の過去と罪を武器にする
精神攻撃型のスタンドです。
ジョニィ自身の過去や「罪」とも結びつく重要な戦いとなります。
チョコレート・ディスコ|ディ・ス・コ
ディ・ス・コのスタンド。
地面に格子状の座標を設定し、指定した位置へ物体や攻撃を落とすことができます。
「X座標・Y座標」を指定して攻撃位置をコントロールするような能力で、仕組み自体は比較的シンプル。
ジャイロとの戦いでは、座標攻撃をどう攻略するかがポイントになります。
D4C|ファニー・ヴァレンタイン
SBRのラスボス、ファニー・ヴァレンタインのスタンドがD4C(Dirty Deeds Done Dirt Cheap)。
最大の能力は平行世界を移動することです。
異なる世界へ移動し、そこから別の人物や物体を連れてくることも可能。
さらにヴァレンタイン自身が致命傷を負った場合でも、別世界の自分へD4Cを受け渡すことで戦いを続けられます。
平行世界の「同一人物・同一物体」が接触すると消滅するというルールもあり、これがSBR終盤の重要なポイントになります。
D4Cラブトレイン|ファニー・ヴァレンタイン
聖なる遺体が集まったことでD4Cが到達する特殊な状態がD4Cラブトレインです。
ヴァレンタインへ向かってくる「不幸」を別の場所へ逸らし、自分側へ幸運を集めます。
普通の攻撃では突破することが非常に困難。
しかしジャイロの黄金の回転、そしてジョニィのタスクACT4による「無限の回転」が攻略の鍵となりました。
▶ D4Cラブトレインとは?能力・弱点を解説
チケット・ゥ・ライド|ルーシー・スティール
ルーシーが聖なる遺体と一体化した特殊な状況で発現したスタンドがチケット・ゥ・ライドです。
涙が刃物のようになり、さらにルーシーを守る方向へ出来事が連鎖していくような現象も描かれます。
通常のスタンドとは発現経緯が特殊で、聖なる遺体の「幸運」とも深く関係している能力です。
▶ ルーシー・スティールとは?正体・能力・その後を解説
THE WORLD|別世界ディエゴ
SBR終盤に登場する別世界のディエゴ・ブランドーが使用するスタンド。
能力は時間停止です。
通常世界のディエゴが使用するスケアリー・モンスターズとはまったく異なります。
ジョニィのタスクACT4を相手にしても、時間停止とディエゴ自身の判断力によって激戦を展開。
第1部~第3部のDIOを知る読者にとっては、ジョースターとブランドーの因縁を強烈に感じさせる能力でもあります。
▶ ジョニィとディエゴの関係|ジョースターとブランドーの因縁を解説
SBRで最強のスタンドはどれ?
最強候補として特に名前を挙げやすいのは、
タスクACT4
D4Cラブトレイン
THE WORLD
の3つでしょう。
タスクACT4は「無限の回転」によってラブトレインを突破し、次元を超えて相手へ作用します。
D4Cラブトレインは、自分へ向かう不幸を別の場所へ逸らす圧倒的な防御力を持っています。
THE WORLDは時間そのものを停止させるため、相手が能力を発動する前に攻撃できる可能性があります。
ただしジョジョのスタンド戦では、
「最強能力=必ず勝てる」
ではありません。
実際にSBR終盤でも、能力の仕組みを理解し、相手の弱点や発動条件を突くことが勝敗を左右します。
そのため「誰が絶対に最強」と決めるより、条件・相性まで含めて考える方がSBRらしいでしょう。
SBRのスタンドは「条件」が面白い
SBRのスタンドを一覧で見ると、第7部ならではの特徴が見えてきます。
例えば、
キャッチ・ザ・レインボーは「雨」。
マンダムは「6秒」。
20th Century BOYは「動けなくなる代わりに防御」。
タスクACT4は「黄金の回転」。
D4Cは「平行世界」。
それぞれ強力ですが、能力を最大限発揮するためのルールがあります。
つまりSBRでは、「どちらのスタンドが強いか」より「能力のルールをどう利用するか」が重要です。
広大なアメリカ大陸を馬で横断するという舞台だからこそ、天候・地形・馬・距離まで利用したスタンドバトルが成立しているのでしょう。
まとめ|SBRには個性的なスタンドが多数登場する
『スティール・ボール・ラン』には、ジョニィのタスクをはじめ20種類以上の個性的なスタンドが登場します。
特に重要なのは、
ジョニィ=タスクACT1~ACT4
ジャイロ=ボール・ブレイカー
ルーシー=チケット・ゥ・ライド
ヴァレンタイン=D4C/ラブトレイン
別世界ディエゴ=THE WORLD
です。
そしてSBRの面白さは、スタンドだけではありません。
ジョニィとジャイロが学ぶ「回転」、馬によって完成する「黄金の回転」、聖なる遺体による特殊な力などがスタンド能力と複雑に絡み合います。
最初は比較的シンプルだった能力バトルが、
回転
↓
スタンド
↓
聖なる遺体
↓
黄金の回転
↓
平行世界
↓
無限の回転
↓
時間停止
とスケールアップしていくのもSBR終盤の大きな見どころです。


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