『スティール・ボール・ラン(SBR)』は、アメリカ大陸を横断する壮大なレースです。
しかし物語後半になると聖なる遺体やスタンドバトルが中心になるため、
「結局レースで優勝したのは誰?」
「ジャイロやジョニィの順位は?」
「ディエゴはゴールしたのに優勝できなかった?」
「各ステージの1位は誰だった?」
と、純粋なレース結果が分かりにくくなってきます。
結論からいうと、SBRの最終総合優勝者はポコロコです。ポコロコは最終的に398ポイントを獲得し、総合1位となりました。
この記事では、全9ステージの結果を中心に、ジャイロ・ジョニィ・ディエゴ・ポコロコの成績や、意外な最終結果まで解説します。
※ここから『スティール・ボール・ラン』最終回までの重大なネタバレを含みます。
結論|SBRの最終優勝者はポコロコ
スティール・ボール・ランの最終総合優勝者は、ポコロコです。
最終成績は398ポイント。
第5ステージで1位を獲得するなど、各ステージで安定した成績を残し、最終ステージでも2位に入りました。
一方、物語の主人公であるジョニィ・ジョースターは最終ステージを完走せず、295ポイントのままリタイア。
ジャイロ・ツェペリは第8ステージ中に死亡したため、レースを完走できませんでした。
さらにディエゴ・ブランドーは別世界のディエゴが最終ステージで先頭ゴールしますが、その結果は失格扱いとなります。
つまり、
物語の主人公=レース優勝者
ではないところも、SBRの面白いポイントです。
SBR各ステージの1位一覧
まず、各ステージの勝者をまとめると次のようになります。
| ステージ | 1位 |
|---|---|
| 第1ステージ | サンドマン |
| 第2ステージ | ディエゴ・ブランドー |
| 第3ステージ | ホット・パンツ |
| 第4ステージ | 東方憲助 |
| 第5ステージ | ポコロコ |
| 第6ステージ | ジャイロ・ツェペリ |
| 第7ステージ | ディエゴ・ブランドー |
| 第8ステージ | スループ・ジョン・B |
| 最終ステージ | スループ・ジョン・B ※ディエゴは失格 |
第1ステージではジャイロが最初にゴールしますが、レース中の行為によってペナルティを受け、公式順位では21位へ降格。サンドマンが1位になりました。
また第3ステージはホット・パンツ、第5ステージはポコロコ、第6ステージはジャイロ、第7ステージはディエゴが1位を獲得しています。
第1ステージ|ジャイロが1位から21位へ降格
SBR序盤で強烈な印象を残すのが、第1ステージです。
ジャイロは圧倒的な走りを見せ、最初にゴールへ到達します。
ところがレース中、鉄球を使った行為が他の選手への妨害と判断されてしまいます。
その結果、ジャイロは公式順位21位へ降格。
繰り上がりでサンドマンが1位、ディエゴが2位、ポコロコが3位、マウンテン・ティムが4位、ジョニィが5位となりました。
つまり、
「第1ステージで最初にゴールした人物=ジャイロ」
ですが、
「公式優勝者=サンドマン」
ということです。
この違いは検索でも混乱しやすいポイントです。
第2ステージ|ディエゴが1位
第2ステージでは、ディエゴ・ブランドーが1位を獲得。
ジョニィは2位、ジャイロは4位でした。ジョニィはここで50ポイントを獲得し、総合順位を3位まで上げています。
ディエゴは騎手としても非常に優秀です。
スタンド能力だけでなく、純粋な乗馬技術でもSBR屈指の実力者であることが分かります。
この第2ステージ終了時点では、ディエゴが総合首位へ立ちます。
第3ステージ|ホット・パンツが1位
第3ステージの1位はホット・パンツ。
ジョニィが2位、ディエゴが3位、ジャイロが4位、ポコロコが5位でした。
ホット・パンツは後半になると聖なる遺体をめぐる争いで重要人物になりますが、レーサーとしてもかなりの実力者。
第3ステージ1位によって100ポイントを獲得し、総合3位まで浮上しています。
▶ ホット・パンツとは?スタンド能力・目的・最後を解説
第4ステージ|東方憲助が1位
第4ステージでは、日本人レーサーの東方憲助(ノリスケ・ヒガシカタ)が1位。
ポコロコが2位、ジャイロが3位、ジョニィが4位でした。
東方憲助は物語上ではジョニィやディエゴほど目立ちませんが、レース成績だけを見ると非常に優秀です。
実際、最終的な総合成績でも上位へ残ります。
後の『ジョジョリオン』とのつながりを考えるうえでも興味深い名前です。
第5ステージ|ポコロコがついに1位
第5ステージの勝者はポコロコ。
東方憲助が2位、ホット・パンツが3位。
ポコロコはここで100ポイントを獲得し、総合233ポイントで首位へ浮上しました。
ポコロコというと、
「ただ運がいいだけでは?」
と思われがちです。
しかしSBRのレースでは長距離を生き抜くこと自体が重要。
大事故やスタンド戦へ巻き込まれながら、安定してゴールし続けたことが最終優勝へつながっています。
第6ステージ|ジャイロが念願の1位
第6ステージでは、ジャイロ・ツェペリが1位を獲得します。
ジョニィが2位、ポコロコが3位。
ジャイロは100ポイントに加えて賞金とタイムボーナスを獲得し、総合順位を2位まで押し上げました。
第1ステージでは最初にゴールしながらペナルティで21位。
そのジャイロが、第6ステージで正式なステージ優勝を果たすわけです。
レース物として見ても非常に印象的な結果でしょう。
第7ステージ|ディエゴが再び1位
第7ステージでは、ディエゴが再び1位を獲得します。
これでディエゴは第2ステージに続いて2度目のステージ優勝。
ポコロコは3位、ジャイロは6位、ジョニィは7位でした。
この時点でもディエゴは総合優勝を十分狙える位置につけています。
純粋なレース能力という意味では、やはり作中最上位クラスです。
第8ステージ|物語はヴァレンタインとの決戦へ
第8ステージでは、スループ・ジョン・Bが1位。
ディエゴが2位、東方憲助が3位、ポコロコが4位、ジョニィが5位です。
ただし物語の中心は、もはや単純な順位争いではありません。
ジョニィとジャイロはヴァレンタインとの戦いへ突入。
そしてジャイロはこの第8ステージ中に死亡し、最終ステージへ進めなくなります。ジャイロの最終ポイントは271でした。
ここからジョニィにとってSBRは「優勝を目指すレース」以上に、ジャイロの意志や聖なる遺体をめぐる戦いへ変わっていきます。
最終ステージ|ディエゴが最初にゴールしたのに失格?
最終ステージでは、少し複雑な結果になります。
物語上ではヴァレンタインによって別世界から連れてこられたディエゴが、THE WORLDを使ってジョニィを破り、最初にゴール地点へ到達します。
しかしこの「ディエゴ」は、本来SBRへ出場していた通常世界のディエゴではありません。
その後ルーシー・スティールとの一件もあり、結果は失格となります。ディエゴのレース記録でも、最終ステージは失格扱いです。
公式上の最終ステージ1位はスループ・ジョン・B、2位ポコロコ、3位東方憲助となります。
▶ ジョニィとディエゴの関係|ジョースターとブランドーの因縁を解説
ジョニィの最終順位は?
ジョニィは最終ステージまで進みますが、レースを完走していません。
第8ステージ終了時点で295ポイントを獲得していましたが、最終ステージでは別世界ディエゴとの戦いを優先。
最終的にはレースをリタイアした扱いです。
ジョニィの各ステージ成績は、
| ステージ | 順位 |
|---|---|
| 第1 | 5位 |
| 第2 | 2位 |
| 第3 | 2位 |
| 第4 | 4位 |
| 第5 | 5位 |
| 第6 | 2位 |
| 第7 | 7位 |
| 第8 | 5位 |
※資料によって第5ステージのポイント表記に差異がみられる場合がありますが、ジョニィの最終ポイントは295、最終ステージリタイアという点は共通しています。
主人公だから優勝するのではなく、ジョニィにとって「レースの勝敗より重要なもの」が生まれていくところがSBRらしい結末です。
ポコロコはなぜ優勝できた?
ポコロコの優勝を「運だけ」と考えると、少しもったいないでしょう。
確かに彼は作中でも非常に運のいい人物として描かれています。
しかしレース成績を見ると、
第1ステージ3位
第4ステージ2位
第5ステージ1位
第6ステージ3位
第7ステージ3位
第8ステージ4位
最終ステージ2位
と、かなり安定しています。最終獲得ポイントは398でした。
SBRでは強いスタンド使いほど、聖なる遺体をめぐる争いへ深く入り、命を落としていきます。
その中でポコロコは大きな戦いへ深入りせず、レーサーとして走り続け、最後まで完走した。
これは大陸横断レースという競技では非常に重要な強さです。
最終総合順位は?
完走者の上位は次の通りです。
| 総合順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | ポコロコ | 398 |
| 2位 | 東方憲助 | 353 |
| 3位 | スループ・ジョン・B | 314 |
| 4位 | ジョージー・ポージー | 123 |
| 5位 | ネリビル | 122 |
ディエゴは失格、ジョニィはリタイアとして完走者の総合順位から外れています。
最終的にポコロコが優勝賞金を獲得することになります。
SBRで主人公が優勝しない意味とは?
ここからは考察です。
一般的なレース漫画なら、主人公が最後に優勝する展開を想像しやすいでしょう。
しかしSBRではジョニィは優勝しません。
なぜならジョニィにとってレースの意味が途中で変化しているからです。
序盤のジョニィは、
「回転の秘密を知って、もう一度歩きたい」
という自分自身の目的からジャイロを追いかけました。
しかし旅の中でジャイロとの友情を深め、聖なる遺体をめぐる戦いへ入り、自分の人生そのものと向き合うようになります。
最終的に重要だったのは、賞金や順位ではありません。
ジョニィ自身が再び前へ進める人間になること。
その意味では、ポコロコが「レースの勝者」であり、ジョニィが「物語としての旅を成し遂げた主人公」と考えることもできるでしょう。
まとめ|SBR優勝者はポコロコ!ジョニィとジャイロは完走していない
スティール・ボール・ランの最終優勝者はポコロコです。
最終的に398ポイントを獲得し、総合1位となりました。
一方、
ジャイロは第8ステージ中に死亡。
ジョニィは最終ステージでリタイア。
通常世界ディエゴは死亡し、別世界ディエゴの最終ステージ結果は失格。
という結果になります。
最初は「アメリカ大陸横断レース」として始まったSBR。
しかし物語が進むにつれて、
レースの順位
→聖なる遺体
→それぞれの目的
→ジャイロとジョニィの成長
→ヴァレンタインとの戦い
へと物語の意味が変化していきます。
だからこそ主人公が優勝しなくても、読後には「ジョニィとジャイロは何を得たのか」が強く残ります。


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