『Re:ゼロから始める異世界生活』の第6章「プレアデス監視塔編」で、強烈なインパクトを残すキャラクターがシャウラです。
褐色の肌と長い黒髪が特徴的で、「~ッス」という軽い口調で話すシャウラ。しかし、初対面のはずのナツキ・スバルを見るなり「お師様」と呼び、猛烈に懐き始めます。
「シャウラの正体は何者?」
「本当に伝説の賢者なの?」
「なぜスバルをお師様と呼ぶの?」
「もしかしてフリューゲル=スバル?」
など、気になる点も多いですよね。
結論からいうと、シャウラは世間で伝えられている「賢者」本人ではなく、大賢人フリューゲルの弟子。そして、その正体には魔獣「紅蠍」が深く関係しています。
さらに、シャウラがスバルを「お師様」と呼ぶ理由は、スバルとフリューゲルに共通する「匂い」にあります。
この記事では、シャウラの正体からフリューゲル、スバルとの関係まで詳しく解説します。
※ここからは原作第6章のネタバレを含みます。
▶︎ 『Re:ゼロから始まる異世界生活』の記事一覧・考察まとめ
結論|シャウラの正体はフリューゲルの弟子
まず結論から整理すると、シャウラは400年前に活躍したとされる「賢者」本人ではありません。
シャウラ自身が師匠として慕っている人物こそ、大賢人フリューゲルです。
フリューゲルは400年前の出来事に深く関わった謎の人物。
シャウラはそんなフリューゲルから役割を与えられ、プレアデス監視塔を守り続けてきた存在でした。
つまり、
フリューゲル=師匠
シャウラ=弟子
という関係です。
ところが現在の世界では「賢者シャウラ」という名前が広く伝わっています。
ここに、歴史上の「賢者シャウラ」と実際のシャウラとの大きなズレがあるのです。
なぜシャウラが「賢者」と呼ばれている?
『リゼロ』世界では、嫉妬の魔女サテラに立ち向かった人物として、
・神龍ボルカニカ
・剣聖レイド・アストレア
・賢者シャウラ
という存在が知られています。
しかし、シャウラ本人は「賢者」という扱いを否定しています。
彼女が「お師様」と呼ぶフリューゲルこそ、本来「賢者」と呼ばれるにふさわしい人物でした。
つまり、歴史として伝わっている内容と、400年前に実際に起こった出来事には食い違いがある可能性があります。
『リゼロ』では400年前が物語最大級の謎となっているため、シャウラはその真相を知る重要人物の一人なのです。
シャウラの本当の正体は「紅蠍」
さらに重要なのが、シャウラの身体そのものです。
普段のシャウラは人間の女性とほとんど変わらない姿をしています。
しかし、その本質には**巨大なサソリの魔獣「紅蠍」**が深く関係しています。
プレアデス監視塔には絶対に守らなければならないルールが存在しており、そのルールが破られると、シャウラは本人の意思とは関係なく番人としての役割を果たすことになります。
その際に現れるのが、巨大なサソリのような姿です。
つまりシャウラは単なる「塔に住んでいる少女」ではありません。
プレアデス監視塔そのものを守るための番人
ともいえる存在なのです。
そのため、スバルたちがアウグリア砂丘を突破する際に苦しめられた攻撃についても、シャウラが深く関係しています。
普段の明るく人懐っこい姿とのギャップが、シャウラというキャラクターの大きな魅力でもあります。
シャウラはなぜスバルを「お師様」と呼ぶ?
最大の謎が、
「なぜシャウラはスバルをお師様と呼ぶのか?」
という点でしょう。
本来、シャウラのお師様はフリューゲルです。
ところがシャウラは、プレアデス監視塔へやってきたスバルを見つけると、ほとんど疑うことなく「お師様」と認識しました。
その大きな理由となっているのが、匂いです。
シャウラは人間の顔を正確に覚えているわけではなく、相手を「匂い」で認識する傾向があります。
そしてシャウラにとって、
スバルの匂い=かつてのフリューゲルの匂い
だったのです。
そのため、400年間待ち続けたフリューゲルが帰ってきたと思い、スバルを「お師様」と呼んでいると考えられます。
フリューゲル=スバルなのか?
ここから浮上するのが、
「フリューゲルの正体はスバルなのでは?」
という説です。
この説は『リゼロ』でも非常に重要な考察の一つです。
なぜなら、フリューゲルとスバルにはいくつもの意味深な共通点があるからです。たとえば、シャウラが両者を同じ「匂い」で認識していること。
さらに「プレアデス」という名称にも注目です。
プレアデスは日本語では昴(すばる)とも呼ばれます。
主人公は「ナツキ・スバル」。
そしてフリューゲルと深く関係する場所が「プレアデス監視塔」です。偶然として片付けるには、かなり意味深な一致でしょう。
そのため、
スバルが何らかの方法で400年前へ行く
↓
フリューゲルとして活動する
↓
シャウラと出会う
↓
400年後、シャウラがスバルと再会する
という時間ループ説も考察されています。
ただし、現時点では**「フリューゲル=スバル」が確定したわけではありません。**あくまで有力な考察の一つとして考えておくのがよいでしょう。
シャウラが400年間守り続けたもの
シャウラの物語で忘れてはいけないのが、彼女が過ごした時間です。
シャウラはフリューゲルから与えられた役割を守りながら、プレアデス監視塔で長い年月を過ごしてきました。
その期間は、実に約400年。
だからこそ、シャウラがスバルを「お師様」と呼んで喜ぶ場面は、単なるギャグシーンとして見ると印象が大きく変わります。
彼女にとっては、「400年間待ち続けた大切な人がようやく帰ってきた」という瞬間だった可能性があるからです。
スバル本人にはフリューゲルとしての記憶などありません。それでもシャウラは最後までスバルを「お師様」として慕います。
このすれ違いこそ、第6章におけるシャウラの切なさにつながっています。
シャウラはスバルの正体を知っている?
では、シャウラはスバルの秘密を知っているのでしょうか。
結論としては、すべてを知っているとは考えにくいです。
シャウラ自身もフリューゲルからすべてを教えられていたわけではなく、塔について知らないことも少なくありません。
そのため「スバル=フリューゲルだと理解している」というより、「スバルからお師様と同じものを感じるため、お師様だと信じている」と考えた方が自然でしょう。
逆にいえば、なぜスバルとフリューゲルが同じように認識されるのかは、現在も残る大きな伏線です。
シャウラは『リゼロ』最大の謎につながるキャラクター
シャウラは第6章だけのキャラクターに見えますが、実際には『リゼロ』全体の謎につながっています。
特に重要なのが、
スバル
フリューゲル
サテラ
プレアデス監視塔
400年前
という5つの要素です。
シャウラは、この5つを結びつける重要な存在といえるでしょう。
フリューゲルは何者なのか。
なぜスバルと同じ匂いがするのか。
なぜ「プレアデス」というスバルを連想させる名称が使われているのか。
そして、スバルと400年前の出来事にはどのような関係があるのか。
シャウラの「お師様」という何気ない一言は、実は『リゼロ』の核心へつながる巨大な伏線なのかもしれません。
まとめ|シャウラの「お師様」発言はフリューゲルの正体につながる伏線?
シャウラは、プレアデス監視塔を長年守ってきた番人であり、大賢人フリューゲルの弟子です。
世間では「賢者シャウラ」として伝わっていますが、シャウラ本人が敬愛する本当の賢者はフリューゲルでした。
そしてシャウラの正体には、巨大な魔獣「紅蠍」が深く関係しています。
さらに重要なのが、スバルを「お師様」と呼ぶ理由。シャウラはスバルから、400年前のフリューゲルと同じ「匂い」を感じています。
そのため、
シャウラがスバルをお師様と呼ぶ
↓
スバルとフリューゲルには何らかの共通点がある
↓
フリューゲル=スバル説につながる
という構図になっています。
ただし、フリューゲルとスバルが本当に同一人物なのかは、まだ断定できません。
シャウラの存在は、「400年前に何が起きたのか」「スバルはなぜこの世界へ召喚されたのか」という『リゼロ』最大級の謎を解く重要な鍵になっていると考えられます。
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