『朱色の仮面』には、主人公ペルを中心にさまざまな人物が登場します。
しかし、
「ソナとゴウオンはどんな関係?」
「ガストンとペルの関係は?」
「ゼントはペルの兄?」
「リンネと死霊の仮面は仲間?」
「クラウンとラスガールは何者?」
など、キャラクターが増えると関係が分かりにくくなってきますよね。
そこで今回は、『朱色の仮面』の主要キャラクターの関係を相関図形式で整理。
ペル・ソナ・モクの仲間関係から、ガストン一門、リスブラン勢力、武神・死霊の仮面、クラウンたち謎の勢力まで分かりやすく解説します。
※原作のネタバレを含みます。
朱色の仮面の相関図
まず主要人物の関係を簡単に整理すると、次のようになります。
ガストン・ルー
│師匠
├──ペル・ダレスト
│ ├──仲間→ソナ
│ └──仲間→モク
│
└──ゼント
└──ペルの兄弟子・兄のような存在
ペル
│
├──因縁→武神の仮面・ボルナルト
├──仲間→ソナ
├──仲間→モク
└──敵対→ゴウオンたち
ソナ
│
├──元リスブラン王女
└──両親を殺害→ゴウオン
ゴウオン
│
├──配下→トトク
├──配下→ヒエン
└──ガストン製の仮面を所有
リンネ
│
└──思想・目的が一致→死霊の仮面・アリエス
クラウン
│
└──同じ組織→ラスガール
物語の中心にいるのはペルですが、
ガストン一門
リスブラン勢力
危険な仮面
謎の組織
という複数の関係が絡み合っているのが『朱色の仮面』の特徴です。
ペル・ソナ・モク|物語の中心となる3人
物語の中心となるのが、
ペル・ソナ・モク
の3人です。
主人公ペルは、世界中に散らばったガストンの仮面を壊すため旅をしています。
そこへ加わるのがソナとモクです。
ソナはペルを助けるために故郷を離れ、旅へ同行。
モクには顔から外れなくなった「煙の仮面」を取り除いてもらうという目的があります。
つまり3人は、それぞれ違う理由で旅をしています。
それでも旅を続けるうちに、単なる利害関係ではなく、大切な仲間になっていくところが見どころです。
ペルとソナ|「殺した側」と「殺された側」
ペルとソナの関係で注目したいのが、
二人とも大切な人を失っている
ことです。
ただし立場は正反対。
ペルは武神の仮面に操られ、自分の手でガストンや仲間を殺してしまいました。
一方ソナは、ゴウオンによって両親を殺されています。
つまり、
ペル=大切な人を殺してしまった側
ソナ=大切な人を殺された側
です。
そんな二人が一緒に旅をしていることは、『朱色の仮面』における「罪」「赦し」というテーマにもつながっていると考えられます。
ペルとモク|仮面に人生を変えられた者同士
ペルとモクにも共通点があります。
それが、
仮面によって人生を変えられたこと。
ペルは武神の仮面に操られ、取り返しのつかない悲劇を起こしました。
モクは煙の仮面が顔から外れなくなり、身体にも影響を受けています。
程度は違いますが、どちらも「仮面の力を得た代わりに大きな代償を払った人物」です。
だからこそ、モクの煙の仮面を安全に外せるかどうかは、ペル自身が「仮面とどう向き合うのか」という問題にも関係してくる可能性があります。
ペルとガストン|師匠と弟子
ペルにとって最も重要な人物の一人が、
ガストン・ルー
です。
ガストンは世界で三本の指に入るほどの伝説的な仮面職人。
ペルの師匠でもあります。
しかし二人の関係は悲劇的な結末を迎えました。
幼いペルが武神の仮面を手にしてしまい、ボルナルトに操られて暴走。
その結果、ペル自身の手によってガストンは命を落としました。
ペルが現在も仮面を壊す旅を続けている最大の理由は、この過去にあります。
ペルとゼント|兄弟子と弟弟子
ゼントもガストンの弟子です。
ペルにとっては、
兄弟子
にあたります。
血のつながった兄ではありませんが、兄貴肌の性格で幼いペルの面倒を見ていました。
ゼントには、
世界一の仮面屋になる
という夢もありました。
しかしゼントも、武神の仮面に操られたペルによって死亡しています。
そのためガストンとゼントは、
ペルが失った家族のような存在
といえるでしょう。
ペルと武神の仮面|物語最大級の因縁
ペルと最も深い因縁を持つのが、
武神の仮面・ボルナルト
です。
ボルナルトはガストン最高傑作の一つ。
しかも普通の仮面とは違い、
独自の意思を持っています。
幼いペルを操り、ガストンや弟子たちが死亡する惨劇を引き起こした張本人でもあります。
つまり、
ペルの旅の原点を作った存在
です。
ただし物語が進むと、武神の仮面と人間の関係が「支配する・される」だけでは説明できないことも見えてきます。
そのためペルとボルナルトの関係が最終的にどう決着するのかは、作品最大級の注目ポイントです。
ソナとゴウオン|両親を殺した宿敵
ソナと最も深い因縁を持つ人物が、
ゴウオン
です。
ソナはもともとリスブランの王女でした。
しかしゴウオンがソナの両親を殺害。
その後、自らリスブランのトップとなっています。
そのため二人は、
元王女と国を奪った支配者
という関係です。
さらにゴウオンは世界最強と名高い剣士で、世界統一を目指しています。
ソナにとっては、
家族を奪った人物
故郷を奪った人物
今後乗り越えるべき相手
という複数の意味を持つ存在です。
ゴウオン・トトク・ヒエン|リスブラン勢力
ゴウオンのもとで動いているのが、
トトクとヒエン
です。
トトクはリスブラン統治隊に所属する実力者。
剣の腕も並外れています。
ヒエンも同じくリスブラン側の人物ですが、特徴的なのは、
ゴウオンを父のように慕っている
ことです。
つまり単純な、
「ボス=ゴウオン、部下=ヒエン」
という関係だけではありません。
ヒエンにとってゴウオンは精神的にも非常に大きな存在です。
さらにヒエンはある出来事からペルを憎み、その行方を追うようになります。
リンネと死霊の仮面|支配ではなく「同調」
ペルと武神の仮面とは対照的なのが、
リンネと死霊の仮面・アリエス
の関係です。
死霊の仮面はガストン最高傑作の一つ。
死者を「死霊」として蘇らせ、操る能力を持っています。
そしてリンネは、
死霊の仮面と思想が一致している人物。
そのためアリエスの力を自在に使用できます。
ここが非常に重要です。
ペルと武神の仮面は、
仮面→人間を支配
という関係。
一方リンネと死霊の仮面は、
人間⇔仮面の思想が一致
しています。
同じ「人間+仮面」でも関係性がまったく違うのです。
クラウンとラスガール|謎の組織でつながる2人
もう一つ注目したいのが、
クラウンとラスガール
です。
クラウンはピエロのような姿をした謎の人物。
仮面を集めながら暗躍しています。
ラスガールは普段は無気力そうですが、戦闘になると性格が変化。
音を操る仮面を使用します。
この二人は、
同じ組織に所属している
ことが分かっています。
しかし、
組織の最終目的は何なのか
なぜ仮面を集めているのか
誰が組織を率いているのか
など、まだ分からない部分があります。
今後の相関図で大きく広がる可能性がある勢力です。
ガストンと武神・死霊の仮面|作った者と作られた者
ガストンと仮面の関係も重要です。
ガストンが生み出した最高傑作級の存在として、
武神の仮面・ボルナルト
死霊の仮面・アリエス
があります。
つまり、
ガストン→ボルナルト
ガストン→アリエス
という「製作者と作品」の関係です。
ところがボルナルトは独自の意思を持ち、ペルを操ってガストン自身を死へ追いやりました。
自分が作った仮面によって、自分自身が死亡する。
この皮肉な関係が『朱色の仮面』の物語を始めています。
ガストンとユルバンの関係は?
そして現在の物語で重要になっているのが、
仮面屋の始祖ユルバン
です。
ガストンは伝説級の仮面職人ですが、仮面屋という存在の歴史をさらに遡るとユルバンへ行き着きます。
現在ペルは、
ユルバン仮面が保管された迷宮
に関わる物語へ進んでいます。
そのため、
ユルバン
↓
後世の仮面職人
↓
ガストン
↓
ペル
という「仮面職人の系譜」が今後さらに明らかになる可能性があります。
ただし、ユルバンとガストンの直接的な師弟関係などが確定しているわけではありません。
相関図から分かる『朱色の仮面』の特徴
人物関係を整理すると、『朱色の仮面』には面白い共通点があります。
それが、
「人間と人間」だけでなく「人間と仮面」の関係も相関図に入る
ことです。
ペルとボルナルト。
リンネとアリエス。
モクと煙の仮面。
本来なら道具であるはずの仮面が、人間の人生・思想・身体に深く入り込んでいます。
だから本作では「誰と誰が仲間なのか」だけではなく、「誰がどの仮面とどんな関係なのか」を見ることが非常に重要です。
今後の相関図の中心は「朱色の仮面」になる?
そして今後注目したいのが、
朱色の仮面そのもの
です。
公式イントロでは、武神・蜘蛛・炎龍・勇気・洗脳・煙などと並び、「朱色の仮面」という名称が登場しています。
しかし、
誰と最も深く関係する仮面なのか
という点はまだ大きな謎です。
もし朱色の仮面が、
ペル
ガストン
ユルバン
武神の仮面
などをつなぐ存在なら、最終的には相関図の中心に「朱色の仮面」が入ってくる可能性もあります。
まとめ|朱色の仮面は「人間と仮面」の関係が重要
『朱色の仮面』のキャラクター関係を整理すると、
ペル・ソナ・モク=旅の仲間
ペル・ガストン・ゼント=師弟関係
ペル・ボルナルト=深い因縁
ソナ・ゴウオン=家族と国をめぐる因縁
ゴウオン・トトク・ヒエン=リスブラン勢力
リンネ・アリエス=思想が一致する人間と仮面
クラウン・ラスガール=謎の組織
という構造になっています。
そして、これらの中心にあるのが、
「仮面」
です。
仮面によってペルとガストンの関係は壊れました。
モクの人生は煙の仮面によって変わりました。
リンネは死霊の仮面と思想を共有しています。
さらに現在は始祖ユルバンまで登場し、「仮面職人の歴史」そのものへ物語が広がっています。
最終的に、
ペルと朱色の仮面がどのような関係になるのか。
ここが明らかになったとき、『朱色の仮面』の人物相関図も完成するのかもしれません。


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